千葉県から来院された乳児の育児に忙しい30代女性。夜中に首の激痛で目覚めました。すぐに整形外科を受診し、頚椎ヘルニアの可能性があるためレントゲンとMRI検査をしました。さいわいヘルニアは認められませんでしたが、鎮痛薬を服用しても痛みがやわらぎません。翌日当院を受診されました。
左第7頚椎と第1胸椎に関節の可動制限、左上腕部にシビレ感があります。動きのわるい関節を「整復」しました。翌日に痛みは半減し、5日で痛みと可動制限が消失したので治療を終了しました。遠方から泊りがけでおいでになられたので、早く治って本当に良かったです。
重大な事故による脊椎の脱臼や亜脱臼は別として、背骨が大きくズレることは、実際にはありません。
しかし、関節に生じるわずかな可動制限はたいへん多く、丁寧に関節の動きや必要な検査をしないと
見逃してしまうことさえあります。わずかな関節の可動制限をしっかりと見つけ出し「整復」することが大切です。