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症例)レントゲンに写らない骨折

症例)レントゲンに写らない骨折

投稿日: 2007年11月09日

95歳の女性。いつも元気で明るい素敵な方です。数年振りに来院されました。

 歩行中に前のめりで転倒されたそうです。歩いても痛くありませんが左の股関節を
少し回すと(内旋)多少の痛みがあります。ご本人はあまり自覚がないようですが、
股関節部(大腿骨)に骨折の疑いがあります。提携先の整形外科をご紹介し、
レントゲン検査をしましたが骨折は認められませんでした。しかし、MRIで再び検査したところ、
骨の内部で骨折を起こしていることが判明しました。このような骨折のことを「不顕性骨折」と
いいます。この症例のように骨内部で骨折している場合、レントゲンでは写らないことがあります。
以前はこのような骨折を「オカルト骨折」とか「臨床的骨折」と呼んでいましたが、現在では
MRIのお陰で診断ができるようになりました。

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