中学1年の男子。
昨日から右足関節前面部の狭い範囲を押すとひどく痛がります(限局性圧痛)。
診てみると局所に軽度の腫れ(腫脹)と熱感があり、全身所見で微熱が認められます。
骨腫瘍または感染症を疑い整形外科へ紹介移送しました。診察・検査の結果は骨髄炎でした。
かなり以前に感染し、長期にわたって右脛骨下端部に病巣を作っていたものと思われます。
大学病院に入院し手術を行うことになりました。さいわい、入院も比較的短期間ですみそうです。
プライマリ・ケア(初期治療)を担うことが多い私たちは、このように比較的まれな疾患に
遭遇することがあります。毎日の臨床で慣れてしまい、見逃すことのないように気を引き締めて
取り組まねばならないと心を新たにしました。