20才代男性。
右手で壁を殴ったら、右手の小指のナックル部分に痛みと腫れが出現したので来院されました。
右第5中手骨頭部が凹んで変形しています。提携先の病院でレントゲン検査の結果、
右第5中手骨頚部骨折(通称:ボクサー骨折)と判明しました。
直ちに整復して固定をおこないました。以後3週間の固定期間を経て、現在機能回復訓練中ですが、
固定中から運動療法をおこなっていましたので、拘縮(関節が硬くなること)は最小限ですみました。
あと2週間ほどで可動域は回復できそうです。
小指1本でも動かなくなったり痛かったりすれば、とても不自由なものです。人間のからだに
無駄はありません。たとえ、ほんの一部でも問題があれば、部分は全体に影響し、全体は部分にも
影響を及ぼすのです。
たとえ小指1本の問題でも、部分だけではなく、全体との関係性も考慮した見立てや施術が
必要なのです。