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症例)左肩関節前方脱臼

症例)左肩関節前方脱臼

投稿日: 2008年8月04日

30歳代・女性

 ソフトバレーボール試合中にボールをとろうと左手を横に振り出した
ときに負傷されました。

 ご自分で左腕をささえて来院されました。脱臼したままの肩関節は
動かせなくなり、いかにも痛そうです。一刻も早く整復しなければいけません。
一連の状態を評価し、整復にはいりました。
脱臼して間もないので筋肉の緊張が強くない時ですので、「ゼロポジション整復法」を
用いることにしました。

 整復完了まで15秒でした。固定を施し、今後の治療方針などを説明しました。
肩関節脱臼は(特に初めて脱臼した場合)再発率を低くするために、適切なポジションで
一定期間固定することが必要です。脱臼が2回目かそれ以上の方は、整復は比較的
簡単ですが再脱臼率が高くなりますので、手術を検討しなければなりません。

 夏の暑い時期に固定をするのは、暑苦しい限りで患者さんもたいへんです。
数週間、励ましながら固定を継続してゆきます。

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